2018年1月21日日曜日

冬の花で春を待つ

大寒を迎えたとたん東京も雪予報です。さすが大寒ですね。
雪はロマンチックで好きですが、東京の雪は・・・やっかいです。
私は車で荷物を運ぶことも多いのですが、スタッドレスもチェーンも持っていないので、
雪予報が出るとハラハラ。
自然現象は仕方ないので、その時なんとか対処しよう!!と、
そんな感じで30年近く乗り切ってきました。笑。この冬も乗り切りたいと思います!

さて、前回書いた整理の話の続きを少し。
片付けて不要なものを整理していて気づいたこと。
「要るか要らないか?これはとっておこう。使おう。」と残したものの多くは、
1、買う時にしっかり考えて手に入れたもの。
2、少し高価だったけど、ちゃんと作られたもの。
3、間に合わせで買ったものでないもの。
などで、「えー、30年も前に買ったのか!!」と
自分で驚いたりするものも多々ありました。


もう32年になるフランスの柳のバスケット
飴色になってビンテージ感も出ています


写真の柳のカゴは一例で、永く愛着持って使えるものがあるのは嬉しいことです。
もちろん、衝動買いや失敗をしてわかったことでもありますし、
値段の高い安いでもないですし、今の私が気づいたことでもあります。
でも、なにか買い物をする時に上の3つ、少し参考にしてみてください。


で、少し花のことも。
花市場にはもう春の花がいっぱい並んでいますが、
カラフルな春の花はもう少しあとにして、冬は冬らしく、生けて楽しんでいます。



ナズナと啓翁桜と椿
皆早春の花ではありますが、控えめに

姫ミズキ、ガマズミ、スイセン、アリウムコワニー
冬の常緑樹と白い花でクールに


寒い寒いと言いながらも空を見上げると、木蓮や桜やミズキ・・・
樹々の芽が膨らんでいるのを発見します。
そんな「春を待つ」冬景色を生けるのが、この季節にはお似合いですね。






2018年1月7日日曜日

歳神さまをお迎えして

2018年、明けましておめでとうございます。
今年もよろしくお願いします。
東京は晴天が続き穏やかな年初めの1週間でした。
冬空が澄み渡り、お正月特有の清々しさを感じますね。
仕事も4日からぼちぼちスタートしていますが、
松の内も明けるので、正月気分もいよいよちゃんと切り替えていかねば!です。

なんやかやと夏の終わりからはリース、お正月飾りなどの「作る」仕事が多くなり、
材料とダンボールに囲まれての生活をしていましたので、
外の仕事を納めてからまずは片付けをして、
その流れで気になっていた場所の片付けと掃除をして新年を迎えました。
仕事とプライベートの境界線が少ない生活をしている中での片付けのひとつに
「要らないものを捨てる」がありました。
「要る」「要らない」の線引きも難しく、「何かで、仕事で、使うかも?」
というものが結構あちこちに眠って何年、みたいなものを
「要らないもの」と決めて処分することに。
代表としては「空き瓶」「空き缶」「空き箱」「布の切れ端」「半端な紙もの」
「撮影で作った小間物」「ドライになった植物」などなど。
結構ありますね・笑。そしてこれらにはすべて「可愛い」という前置きがあります。
そう、「可愛いからとっとく」といった類いのものたちです。
しかし、何年も眠っているし、上乗せして増えていくのですから、
たぶんこれからの仕事の内容も前とはまた少し変化もあるし、
年とともにもういいかな?と思う可愛さのものもあり、エイやっ!と処分しました。
整理しながら思ったことは、結局は「こんなに要らないだろう」なんですね。


棚の中も少し残してすっきり!


瓶も棚の中に少しだけ残して飾ると、本当にスッキリ見晴らしよくなりました。
断捨離とかミニマリズムとかにはそんなに興味はなくて、「過不足なく」が目標です。
なにかを決める時、「過不足なく」を自分のものさしとして持つように、
あらゆる事物が自分の中で過不足なく、そんな風に暮らしていけるといいなぁと。
なかなか難しいことですが、年末から年始に思った「これから」のこと。



大方の掃除が終わってからは、お飾りや鏡餅や花を飾って室礼に


これで無事歳神さまをお迎えできます。
おせちはお願いするので、お雑煮だけを作ります。
この辺りも、自分でそれでいいと決めてからは楽チンです。


まさり草の植木さんにお願いしたおせち

美味しいおせちは2日には完食し、量もちょうどよく、年始から過不足なし!笑
適当手抜きで、ゆっくり正月気分の年始になったので、映画を固め観したり。
劇場にも行きましたが、Amazon primeの見放題で気楽に気軽にで選んだり。








何本か観た中に、何気に選んだ中にたまたまフランス映画が3つ。
そういえばフランス映画、久しぶりだったかも?
どれもそれぞれになかなかいい映画でしたが、話違えどどれも柔らかな余韻がある。
それもフランス映画独特の良さかな?と思いました。

映画を観たり、本を読んだり、展覧会に出かけたり、時間とお金の使い方も
大切にして行きましょう。
整理する時にもうひとつ気づいたことがありました。
長くなるので、次回に続く!で。笑
みなさんにとって健やかな一年でありますように!!