2019年6月18日火曜日

かごは私のパートーナー

6/12 (水)から16(日)まで、国立の「世界のかご カゴアミドリ」さんにて
”花とかご展”というイベントがあり、花生けディスプレー、
ワークショップ、花やスワッグの販売などを担当させていただきました。
世界のかご、ということで、本当に世界各地のかごのお店です。
オーナーの伊藤さんご夫妻が現地に赴いて、作り手さんに会い、
日本にやってきた、背景まできちんと見えるかご達が並んでいます。
そんな色々な国のかごに沢山の花を生けさせていただきました。
かご好き冥利に尽きる5日間でしたよ!


エントランスにはフランスのかごにたっぷり

お店入って正面がメインコーナーです
色々な国、素材、用途のかごを並べて生けました

あっという間に5日間は終了し、今回このような機会をいただけたこと、
生けた花のことなど色々考えてみたりしてます。
まずは私の暮らしの中のかごの存在をみてみました。
初めてちゃんとしたかごを買ったのは20代の最初の頃でしょうか?
ヨーロッパやアメリカのものを扱う雑貨店に勤務していました。
そこでフランスの柳のかごというのに触れる機会があり、
フランス、パリが一番の憧れの若かりし頃、ちょっと高価でしたが、
手つきのバスケットを購入しました。


こちらがそのかご、30年以上ってことか!!すっかりあめ色に
少し割れてしまいましたが、今も仕事で荷物を入れたりして使っています
この後、丸い形、ランドリーバスケットも手に入れ、今も現役です!

花を生けたり、お出かけに使うかご達

包装資材を入れてみたり

アイロンする衣服を入れて、アイロン後も入れてチェストまで運びます

おやつやパン、果物を入れたり

かごバック的なもの
もちろん花を生けるのにも使います

ちょっと遊びっぽいのもあります

大きな背負子は大枝を生けるために10年以上前に買い、普段は物入れに

沖繩、バリ、旅先で買ったものも収納に

おニューの買い物かごです

木の実や枝を入れたらおしゃれなインテリア小物に

ぐるっと生活を見まわすと、こんな風にいろんなところで大活躍しています。
あとは調理用品に物入れもありますね。
長男が生まれた時はベビーバスケットも使ったなぁ、とか・・・。


しょっちゅう花生けてます


こうやって改めて見ると、私の生活にはかごが欠かせないものだと。
ここ数年、ファッションアイテムとしてのかごバックは流行っていますが、
私にとっては生活すべてにおいての道具であり、
花を生ける器でもある、大切なパートーナーのような存在です。
こんな私だからか、神様が今回のご縁をくださったのかな?と。
好きって、すごいことですね。
またまた感謝、感謝の「花とかご展」でした。
暮らしを楽しくしてくれるかご、長く、愛着を持って使い続けたいと思います。
皆さんも、かごを使う生活、ぜひ実践してみてください。
毎日が楽しくなりますよ!


2019年6月4日火曜日

深呼吸をしてきました〜上高地

6月の最初の週末に上高地へ行って来ました。
ここ数年恒例の、年末の仕事を手伝っていただいてるメンバーで打ち上げ旅行です。
水上温泉、裏磐梯、奥日光、で今年は上高地。
初めは違うところを考えていましたが、やっぱりもっと自然散策できるところ!
と変更したのですが、運よくバスも宿も取れました。
宿は、やっぱり上高地の中に泊りたい!できれば奥の方!
小屋泊まりと言っても、ハードなのは無理なので、と絞って、
「徳澤園」をリクエストしましたが、こちらかなりの人気とあって期待薄・・・
でしたが、なんとなんと、取れた!!!


穂高連峰が美しい

徳澤園の前

徳澤園

素敵な絵がレストランに掛かっていました

山小屋というよりは山荘





森の中は緑が美しく、神秘的


宿を奥の方に取ったので、着いたら河童橋の喧騒をよそに歩き出します。
まずはお昼のおにぎりを食べて出発!
梓川を真ん中に右と左の道があり、左側をゆっくり歩いて3時間半ほど。
木道もあり、森の中を深呼吸しながら、いちいち立ち止まり、
「綺麗、綺麗」を連発し(笑)、写真を撮りながらです。
途中からはほとんど人気もなくなり、猿に遭遇し、
野山の花の会で水野さんが送ってくれる山野草や木々にも出会い、
鳥の声、水の音、植物の匂いと、五感が全開になりました。
ようやく着いた宿がまた素晴らしく、小屋というよりは山荘という感じ?
古い建物も備品も素敵で清潔、地産のご飯も美味しくて、
ストレスフリーの宿でした。
翌日は反対の道を歩いて戻ります。また違う景色を楽しんで大満足。
6月最初の上高地は、人も少なめで、まだようやく春がきたような
芽吹く緑が美しく、山野草も春のものがたくさん楽しめる、穴場の季節のようです。
こんな景色のように木を植えたい、花を生けたい。
そんなことを思いながら、ただただ美しい自然に感動の2日間でした。




そしてまた、花を生ける幸せがあります。