2020年2月17日月曜日

春の色はどんな色

暖かい2月です。
「寒〜〜〜い!」と震えるような日は数えるほどで、2月とは思えない。
一ヶ月くらい早いような気候で、今年の桜は早そうですね。
そしてコロナウィルスも、広がって行きそうで心配です。
手洗い、うがい、マスク、水分をこまめに摂る、など
出来る予防はちゃんとしましょう。
生活のリズムを大事にして、体調を整えておくのも大事ですね。
これからが見えないので不安もありますが、本質を見るようにはしたいので、
日々落ち着いて生活したいとは思っています。

そんな時勢ですが花の教室も皆さん楽しんでくださってますし、
生け込みなどもしています。
少しずつ余った花を家に飾って楽しんでもいます。









花市場でも花屋さんでも春満開の花が並んできました。
無彩色だった冬から色とりどりの春へ、季節の色ってこんなに違うんだと実感します。
気温は高めですが、そうは言っても2月なので、
ゆっくりと花も咲いて来て、長く変化を楽しめるのも嬉しい時季です。
紫木蓮は紫がのぞいている蕾から、表裏のコントラストにうっとりする
タフタのような大きな花が咲いてくれました。
他に生けていたレンギョウをあわせていけ直すと、反対色が綺麗な春色になりました。
チューリップもヒヤシンスも満開になりました。
部屋のあちこちに飾ると、空気が解けるような、そんな気分です。

私は、柔らかいパステルカラーの春色よりも、
キュッと締まった濃いめの色や、
冬に蓄えた力のようなものを感じる、芽吹きの時の色がとりわけ好きです。
ギューっと命がみなぎるような色、なのかな。

皆さんの春の色はどんな色ですか?
春の花と春の色、ぜひ楽しんでくださいね!



2020年2月3日月曜日

春を待ってー立春

節分から立春へ。
季節が動く2月の最初です。
「福は内!」と毎年欠かさず豆を撒き(さすがに年の数の豆を食べるのはきつい、笑)
やってくる春を迎えるようにしています。
私にとって年中行事は、やっぱり大切なお守りのようです。
特別な事はしないのですが、出来る事をやるようにしています。

でも体感としてはまだまだ冬で、
「春はちゃんと近づいているよ!」と教えてくれるようなのが立春かな?
なんて思いながら、過ごすのがこの時期です。

そんな春を迎える準備にと、私の部屋自由が丘店さまで、
リースやスワッグのお取り扱いをして頂いています。
去年の2月からスタートし、2年目に入ったInstagramとHP連動の連載コラム
「まいにちと花」を受けてコーナー展開を今年も続けてくださってます。
今回はプリザーブドフラワーをメインに、春らしく軽やかなものを作りました。


白いふわふわのスワッグは羽のよう

シックな優しい色のスワッグです

緑でまとめてみました

リースは伸びやかに大らかに

抜け感のあるリースにも挑戦!

一点、一点、工夫しながら作りました。
春らしく、軽やかに、でも私らしくなるように。
そして、私の部屋さんのお客様に喜んでもらえるように!


こちらはルクア大阪店様用の春リース
バイオレットで仕上げました


ルクア大阪店様ではリースの展示販売もスタートしました。
秋冬と違う表情のリースをお楽しみください。

どんな時も独りよがりにならないように。
向かい合う方々を思い浮かべて作ったり、生けたり。
仕事をする上での大切な信条です。

みなさんの春を待つ気持ちが、膨らんでくださいましたら嬉しいです!!