2020年9月19日土曜日

いよいよ秋本番ですね!

 暑さ寒さも彼岸まで、とはよく言ったもんですね。

あんなに暑かったのが嘘のように、朝夜は涼やかな空気が満ちてきました。

夏の終わりは物寂しさもあったけど、季節がすっかり入れ替わると、

「秋って大好き!」と嬉しさもいっぱいになって来てます。げんきん。笑。

そしてお彼岸の4連休の前日に、前から行こうと決めていた宇都宮美術館へ、

ミロコマチコさんの「いきものたちはわたしのかがみ」展を観に行って来ました。

何年か前に世田谷文学館で観てから大好きになったミロコさんの作品、

とっても楽しみに出かけて来ましたよ!


文化の森という施設の中に美術館はあります







エントラスホールにある作品「あっちの耳、こっちの目」という立体作品は撮影可でした。
紙芝居のような、人形劇のような、飛び出す絵本のような、楽しいインスタレーションです。
なんだか懐かしい気持ちにもなりました。
中の展示も素晴らしくて、見応えいっぱい。
どの作品も、全て神様がいるような、生きているような不思議な感覚になります。
「神羅万象、全てのものに神は宿る。」
息遣いというのでしょうか?音も気配も感じて、ドキドキするような感動でした。
そして、地方都市の美術館は広々とロケーションが良くて、
建築物としても素敵なものが多いので、足を伸ばして出かけるのも大好きです。

帰りには、栃木市の行ってみたかった「パーラートチギ」でランチをして、
その階上の「物華」さんで開催中の磯部祥子さんの展示を拝見して来ました。
磯部さんとお会いする約束も出来ていたので、ご一緒できて楽しい時間を過ごしました。


絲室、磯部さんの作品が素敵な空間に


充実の栃木県遠足の1日でした〜〜。

4連休はゆっくりですが、基本は仕事の予定です。
カレンダーの宣伝もしなくっちゃ!!
秋冬のリースの制作も仕上げていくぞ!


2021花のこよみカレンダーは、オンラインショップでも発売中!
よろしくお願いします。


クリスマスに向けての冬のリースも製作中です


年末まできっとあっという間だよね・・・と、秋本番にちょっと慌てております。
落ち着いて、大好きな秋を楽しんで、一歩一歩季節と一緒に進んで行きましょう。

2020年9月6日日曜日

自然の中へ、プチトリップ!

処暑を迎えた頃にふわ〜〜っと涼風が吹いて、喜んだものの・・・
やっぱりまた暑さが戻り、結構こたえますね。
行きつ戻りつで、秋彼岸には涼しくなるのでしょうか?
そんな残暑の中、久々に近くの遠く?箱根の山に出かけて来ました。
平日を選んで、自然の中ならそろそろ出掛けても良いか?!と。
どこかハイキングとかトレッキングのルートを調べたのですが、
今更ながらなんですが、箱根って、案外ないのですね、森的なところが。
何回も行ってるのですが、、、観光地、そして保養地的な場所なんだな・・・
で、お天気も微妙、歩くのは目的から外し、乗り物移動で楽しんで来ました。
東海道線で小田原→小田急で箱根湯本まで→登山鉄道で強羅→ケーブルカー
→ロープウェイで芦ノ湖まで。
アップダウンで景色を満喫して、バスに乗り仙石原へ。
仙石原すすき草原を散歩して、箱根湿性花園でちょっと自然散策気分、
どこもほぼ貸し切り状態で楽しんで、宿へ。


大桶谷の爆裂跡の上を行きます
雲が低いお天気でちょっと幻想的でした

すすきはまだ穂が出始めですが
このくらいの堅い頃のすすきの色が好きです

湿性花園には再生地区がありそこはプチ湿原
木道フェチには嬉しい景色

こちらは宿のお風呂に行く道
宿はちょっと森のような敷地の中

久々に緑をたくさん見て、広い空を見て、プチ旅行。
まだまだ遠くのもうひと回り大きい自然には行けないね、なんて思いながらも
いろんな意味で今の状況には程よい遠出を楽しんで来ました。

その翌日は北鎌倉のgallery蓮依さんで、
チェ・ヨンシルさんの展示の添え花を生けて来ました。
色の移ろいが美しいアートワークに「色とリンクするような」
「少しピンクの洋風の花を入れてください」とのご依頼でした。
メインはあまりピンクはないですが、前からすすきが良いかな?と思っていたので、
箱根で見た景色を思い描いて、草原のように生けました。


すすきと時計草で草原の風景を


空のような、水のような、どこまでも、いつまでも続く景色のような、
それはそれは美しいアートワークです。
花を生けるインスピレーションは、自然の景色から。
また自然の中へ自由に行ける日を楽しみにしましょう〜〜〜!