「あれ?秋かしら?」と狐につままれたような気分です。
なんだか今がいつなのか??というような取り残された感もあります。
年々、四季の移り変わり方が変わっているような、
はたまた私がついていけなくなっているのか?きっと両方ですかね、笑。
私の仕事は皆さんに季節感をお伝えする仕事でもありますが、
撮影の仕事などでは実は自分は季節がずれることが多々あります。
この1年半ほど担当させていただいているヘーベルハウスの会報誌
「HEBELIAN ヘーベリアン」での秋号は主役はコスモス。
ギリギリひぱっていただいて、それでも7月の2週目に撮影しました。
市場に注文をかけますが、路地花のコスモスを入れていただくのはとても難しい。
なんとか苗をとってくれたのですが、使えそうな花は2、3輪。
撮影が終わるまでドキドキハラハラです。
当日咲いていた2輪をすべてのカットに使います |
ページはチームで作る仕事です。
カメラマン、編集&ライター、クライアントの担当者、そして生ける私。
意向を聞くこと、自分の考えを伝えること、コミュニケーションを取りながら、
試行錯誤しながら最終のいいところまでみんなで持っていく作業をします。
最後はこんな秋らしいページが、暑い暑い夏の日に出来上がる!!
その時の嬉しさはやっぱり格別なんですが、
今回においては正直「ほっとした〜〜〜」という気持ちが勝りました。
久々にかなりのプレッシャーの撮影で、無事終わり感謝もひとしお。
そして本当の秋がきた頃に、秋らしい紙面が出来上がってきました!!
家でふだん生ける花は、その季節に出回るものを生けます。