2018年2月19日月曜日

春の萌をみつけてみよう!

2月は一年を通して一番寒い時期だとわかっていますが・・・
今年はことの外、寒い日が続いていますね。
そんな中、毎年2月は確定申告に取り掛かります。
それなりにまとまった時間が必要で、優先順位を一番にして集中しないと
なかなか捗らないので、ここと決めた時に一気に始めるのですが、
ちょうど冬季オリンピックが始まって、いつになくテレビを見てしまってます、汗。
でも、アスリートの方々から熱いものをたくさん頂き、
気持ちだけは少し寒さも吹き飛び、よし頑張ろう!!と思えたりしています。

そして、家の中には春の萌を感じるような花を生けて楽しんでいます。
この時期からは大好きな花の木が順々に出回りだすので、
あれもこれもと生けたくなる時期でもあるのです。
枝物のいいところは、季節の巡りにあわせて楽しめるところです。
そして、固い蕾の頃から開花まで長く楽しめるのも嬉しい。
1、2本あれば、いくつかに分けて生けるのもできます。


白蓮、姫水木、馬酔木、など早春の花の木祭り、笑

白蓮、馬酔木と花が咲きました。姫水木をレンギョウに変えて桜も少し。

こんな風に変化が楽しめて、蕾〜開花と季節のうつろいを感じることができます。



切り分けた枝は小さく、内裏びなと一緒にかざりました



そうだった、そうだった、と今年も内裏びなを慌てて出して、飾りました。
少し花も添えると、早春の花の木の下で仲睦まじく寄り添っているような・・・・
窓から差し込む光は確実に春の光になってきていて、
早春の花の木がより映えて、見ているだけで春がくるなぁと、感じられます。
みなさんも花の木、ぜひ生けてみてください!


それから春のご案内をひとつ。
グループ花展「秋うらら」から約一年半、「春うらら」をまた花仲間7人で開催します。
場所は同じく、横浜の三渓園内の茶店「待春軒」さんです。
秋とはまた違う春の花を楽しんでいただければと思います。
三渓園がとても素晴らしいところなので、散歩がてらいらしていただけると嬉しいです!








外はまだ寒いですが、縮まってばかりいないで、みつけてみましょう春の萌。
次の季節はもうそこらへんまで来ているはずですよ!!


2018年2月5日月曜日

立春です。春を呼び込んで!

2月に入り、節分、立春と迎えると、暦には春がやってきました。
とは言え、立春寒波とやらが日本を覆っているようで、なんとも寒い日が続いています。
東京でも朝は氷点下、日中も10℃に届かない日がほとんどで、
寒さ対策第一の洋服にも飽きてきて、いい加減嫌気がさしてきますね。
そんな「もうしばらくは寒いんだ・・・」と気持ちが落ち気味の辛い時期にくる
「立春」って、なんともありがたい言葉です。
体感はなくても希望を感じて頑張れそう。暦ってすごいですね。

そして、花も「春待つ」から「春呼ぶ」ような花を生けたくなってくる頃です。
2月の花レッスンはそんな花を集めてお待ちしています。
そして、お世話になっている私の部屋さんのルクア大阪店さまでは
リースの展示販売が始まりました。
昨年末の針葉樹のリースから季節は進み、深い緑に明るいグリーンや花色をあわせ
「立春のリース」をイメージして作りました。
晩冬から早春へ、季節の移り変わりを感じていただけると嬉しいです。





これから芽吹く色をぎゅーっと蓄えたような彩りに仕上げました。
みなさんに春を呼び込んでいただけますように!


そして、そして、月初めに兵庫に帰省をしてきました。
このところはこの時期の帰省が続いていて、寒い中、また京都散策へ。
今回は桂離宮、高台寺、詩仙堂と周り、それぞれの個性と違いを楽しみながら、
自然と一体となった作庭と建築物にランドスケープの原点を感じ、
心洗われる時間を過ごしてきました。
お昼にはステファンパンテルで京都ならではのフレンチを
目にも口にも美味しく頂いてきました。




桂離宮

高台寺

詩仙堂

五感で楽しむ美味しいお料理



新緑や紅葉も見たいけど・・・人波ばかりになるのも・・・で、
毎度の事ながら「冬の京都」はおすすめです。
静かな空気に心が洗われる時間をすごしてチャージ、笑。
さあ、春はそこまで!!と、もうひと頑張りいたしましょう。