オリジナルウエディングの最初のブームの頃でした。
いろいろなところに営業に行く中で、1軒のドレスショップとのご縁をいただき、
たくさんの花嫁さんにブーケを束ねさせていただきました。
それから20年ほど・・・最近はお嫁さんの仕事は少なくなりましたが、
この11月はふたつのカップルの門出の花を束ねました。
お嫁さんとお話しをして、ドレスの写真を拝見して、
ご希望を伺いながら、どんなブーケにするかを決めます。
私からのご提案としては、上の事柄に大切にしている「季節感」を加えること。
あとは特殊な会場である場合は、その場所、景色に合わせることでしょうか。
ブーケにはメインになる花材がバラやユリ、ラン、トルコキキョウなど
概ね限られてはいますが、そこにどう季節感を出すかを考えて束ねます。
白いウエディングドレスに 初冬の クールな印象の白いブーケを |
水色のドレスに黄色のバラで反対色をあわせて 秋色紫陽花が季節を彩ります |
複色のカラードレスに ドレスの中のグリーンとアプリコットを拾って小春日のように |
お嫁さんの仕事は、大切な日の花を束ねるというプレッシャーもありますが、
喜んでいただけたときの嬉しさと安堵感はとびきりです。
つくづく、花の仕事をしていて良かった!!と思います。
人生の大切な景色のひとこまを彩らせていただけることに感謝の11月でした。
おふたりの新しい門出に幸あれ!!
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