2016年11月20日日曜日

11月の花嫁さん

フリーランスになって仕事を始めた頃は、
オリジナルウエディングの最初のブームの頃でした。
いろいろなところに営業に行く中で、1軒のドレスショップとのご縁をいただき、
たくさんの花嫁さんにブーケを束ねさせていただきました。
それから20年ほど・・・最近はお嫁さんの仕事は少なくなりましたが、
この11月はふたつのカップルの門出の花を束ねました。

お嫁さんとお話しをして、ドレスの写真を拝見して、
ご希望を伺いながら、どんなブーケにするかを決めます。
私からのご提案としては、上の事柄に大切にしている「季節感」を加えること。
あとは特殊な会場である場合は、その場所、景色に合わせることでしょうか。
ブーケにはメインになる花材がバラやユリ、ラン、トルコキキョウなど
概ね限られてはいますが、そこにどう季節感を出すかを考えて束ねます。


白いウエディングドレスに
初冬の クールな印象の白いブーケを

水色のドレスに黄色のバラで反対色をあわせて
秋色紫陽花が季節を彩ります

複色のカラードレスに
ドレスの中のグリーンとアプリコットを拾って小春日のように



お嫁さんの仕事は、大切な日の花を束ねるというプレッシャーもありますが、
喜んでいただけたときの嬉しさと安堵感はとびきりです。
つくづく、花の仕事をしていて良かった!!と思います。
人生の大切な景色のひとこまを彩らせていただけることに感謝の11月でした。
おふたりの新しい門出に幸あれ!!


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