2020年6月18日木曜日

花生けはホントに楽しい!!余白を生ける。

6月も後半になり、東京でも入梅を迎えました。
今年は気がつけば・・・春から初夏、雨の季節になっている、そんな感じです。
東京も緊急事態宣言が解除され、6月になって少し気持ちが柔らかくなったかな?
と思いつつも、わーっと外出するのも・・・な毎日です。
でも、美術館や映画館など、行きたかったところもスタートしたので、
混雑を避けながら、少しずつ出かけたいと思っています。

そんな中、久しぶりに外へ生け込みの仕事に行ってきました。
北鎌倉のgallery蓮依さん。
梶原靖元 南鐘鉉 二人展 「余白に沁みた古憬」
での装花と添え花を生けさせて頂いてます。
白磁の器と写真のアートワークと、本当に素敵な作品で、
蓮依さんの空間に映え、ますます素敵です。
こんなところに花を生けさせて頂き、嬉しい限りです。









美しい白を引き立てるように、アートワークに馴染むように、
空間の佇まいになるように。
私なりに「余白」を花生けの中に感じられるように、生けました。
しっとりと淑やかに、雨の季節にも感謝できるようなそんな花を。

行けた後の数日は、思ったよりも気温が高くなってしまい、
花の持ちが・・・ではありますが、
生き物ですから、少し諦めというか、覚悟というか、
そんなことも自分の中で持てるようになりました。
もちろん、できるだけ長く楽しんでいただけるようには考えてますが。
儚さも、生きている美しさですね。
この季節にしか楽しめない花草木を生けるのが、やっぱり良いです。
蓮依のオーナー、庄司さんにもご理解いただいていて、感謝です。
皆さんに、作品とともに、季節の移ろいを感じていただけますように。

あー、花生けは本当に楽しい。幸せです!!

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