今年は気がつけば・・・春から初夏、雨の季節になっている、そんな感じです。
東京も緊急事態宣言が解除され、6月になって少し気持ちが柔らかくなったかな?
と思いつつも、わーっと外出するのも・・・な毎日です。
でも、美術館や映画館など、行きたかったところもスタートしたので、
混雑を避けながら、少しずつ出かけたいと思っています。
そんな中、久しぶりに外へ生け込みの仕事に行ってきました。
北鎌倉のgallery蓮依さん。
梶原靖元 南鐘鉉 二人展 「余白に沁みた古憬」
での装花と添え花を生けさせて頂いてます。
白磁の器と写真のアートワークと、本当に素敵な作品で、
蓮依さんの空間に映え、ますます素敵です。
こんなところに花を生けさせて頂き、嬉しい限りです。
美しい白を引き立てるように、アートワークに馴染むように、
空間の佇まいになるように。
私なりに「余白」を花生けの中に感じられるように、生けました。
しっとりと淑やかに、雨の季節にも感謝できるようなそんな花を。
行けた後の数日は、思ったよりも気温が高くなってしまい、
花の持ちが・・・ではありますが、
生き物ですから、少し諦めというか、覚悟というか、
そんなことも自分の中で持てるようになりました。
もちろん、できるだけ長く楽しんでいただけるようには考えてますが。
儚さも、生きている美しさですね。
この季節にしか楽しめない花草木を生けるのが、やっぱり良いです。
蓮依のオーナー、庄司さんにもご理解いただいていて、感謝です。
皆さんに、作品とともに、季節の移ろいを感じていただけますように。
あー、花生けは本当に楽しい。幸せです!!
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